GC-MS分析
ガスクロマトグラフィー定量分析では分からなかった成分をさらに詳しく調べる分析です。
ガスクロマトグラフィー定量分析とセットで承ります。
一十八日のガスクロマトグラフィー定量分析では通常60%~90%程度の成分を明らかに出来ますが、
さらに詳しい分析を行うためにはGC-MS(ガスクロマトグラフィー–質量分析法 Gas Chromatography – Mass spectrometry)での分析が必要です。
GC/MSはガスクロマトグラフとマススペクトロメータを組み合わせた分析装置です。
マススペクトロメータは成分を同定(種類を決定)させる役割を持っています。
成分の同定は膨大なライブラリを活用し、正確なデータを出せるようになっています。

GC-MSの分析ってガスクロマトグラフィー定量分析と何が違うの?

ガスクロマトグラフィー定量分析は定量分析、GC-MS分析は定性分析よ。
定量分析は成分がそれぞれ何パーセント含まれているかを調べる分析だけど、成分を明らかには出来ないわ。
一十八日の定量分析では精油成分としてデータを記憶させているものの成分名は明らかに出来るけど、データが無いものについては成分が分からないの。
GC-MS分析は定性分析で、何の成分が含まれているか明らかにさせるわ。
膨大なライブラリーから成分を特定するのよ。
さらに一十八日の分析では経験豊富な分析者が監修をすることによって,ライブラリ検索による同定結果の精度を高めているわ。

GC-MSの分析をすることによって、より成分分析の正確性が上がるんだね。

そうよ。
また、今までに分析をしたことのない精油の成分を調べる時にもGC-MSの分析は必要よ。
定量分析でデータが記憶されているとはいえ、似たようなピーク(波形)が出る成分を拾ってきてしまう場合があるの。

なるほど。
はじめての精油はGC-MSの分析も同時に行うのがおすすめなんだね。

そう。はじめて分析を行うときにはGC-MSの分析も同時に行うのがおすすめよ。
その後、品質管理のためにロット毎に分析を行う際にはガスクロマトグラフィー定量分析だけでも良いと思うわ。
ロット毎の分析で、前のロットと成分が大きく変わった。なんて時にはまたGC-MSの分析を行ってみて欲しいわね。
なぜ、GC-MSをしても成分が同定できない場合があるの?
● 自然界の成分は非常に多く、一部はまだデータベースに登録されていない
→ 特に日本固有の植物や地域素材には「未知成分」も多く含まれます。
● 機械が出力する「スペクトルの形」が既知の成分と一致しない
→ ライブラリとの一致率が低いと、同定されず「不明」扱いになります。
● 微量成分はピークが小さく、雑音(ノイズ)と区別しにくい
→ 植物の香気成分は微量でも重要ですが、機械的に判別が難しい場合があります。
● 似た構造の成分が多く、判断がつかないケースがある
→ たとえば、同じような「テルペン類」や「脂肪族エステル」が複数存在する中で、明確な識別ができないことがあります。
● 分析条件(温度、時間、カラムの種類)によって保持時間が変わる
→ 成分の出てくるタイミングがずれると、ライブラリとの照合が難しくなります。
● GC-MSのライブラリは欧米の植物ベースが中心
→ 日本産の木や野草など、国内独自の素材にはそもそも対応していないこともあります。
分析方法:ガスクロマトグラフィー–質量分析法 Gas Chromatography – Mass spectrometry
分析に要する期間:約3ヶ月
お待たせし大変申し訳ございませんが、納期ご了承いただいた上でお申込み頂きますようお願い致します。
お急ぎの場合には先にガスクロマトグラフィー分析の暫定レポートをお出しすることも可能です。お申込みの際にお知らせ下さい。
価格:20,000円(税別)
