学名:Mentha arvensis
科名:シソ科
抽出部位:全草
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:トップノート
精油の主な成分:メントール、イソメントン、酢酸メンチル、メントン など
産地:北海道、福島県会津地方


日本に自生している和種のハッカはジャパニーズミントと呼ばれ、清涼感がここちよい、広がりが感じられる香りが特徴的です。メントールを主成分とし、香料や医療用に用いられます。スースー成分を非常に多く含むことから別名「クールミント」とも呼ばれています。

万葉の頃から、疲れ目を和らげる薬草として使われていたと言われています。
「薄荷」と記しますが、これは北海道で薄荷の栽培が盛んに行われていた際、刈り取ったミントの葉を蒸留し、ハッカ油にすることでコンパクトに加工してから輸出していたことに由来します。
日本での主な産地は北海道ですが、最近ではインドや中国で栽培されているものが多く、純粋な国産薄荷は珍しいものになっています。

一十八日では会津の若手農家と一緒に「会津香りプロジェクト」という取り組みを行っています。これは会津地方にも多い耕作放棄地でハーブを育て、香りで活用をするという取り組みです。
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