学名:Cryptomeria japonica

科名:ヒノキ科

抽出部位:枝葉

抽出方法:水蒸気蒸留法

ノート:ミドルノート

精油の主な成分:α-ピネン、シス-β-オシメン、ヘディカリノール など

産地:福島県会津地方


日本原産の杉の精油。
英語では「Japanese Cedar」と訳しますが、一般にCedar,Cedar woodと呼ばれるヒマラヤスギの仲間とは別種。
一十八日の杉精油は杉の葉から作られたもので、サビネン、リモネンなどの成分を含み心身のリフレッシュに役立ちます。
日本酒の樽には杉が用いられますが、香りづけとしての役割の他、防腐効果なども特徴です。
花粉症の方には敬遠されがちですが、実は抗アレルギー成分を含むため花粉症の症状を緩和してくれる働きが期待できます。

南会津地方は古くから豊かな森林資源を背景として、素材生産や製材業等の林産業が盛んな地域でした。しかし、近年は国産材の低迷など林業を取り巻く厳しい現状の中、産業全体が疲弊している状況です。
そこで、南会津の森に新たな価値を出そうと枝打ちをした杉葉から精油を採る事業を開始しました。
南会津の森は森林認証制度SGECで認証された森です。
しっかりと管理された森から枝葉を採取し、蒸留し、製品にするところまで一貫して管理をし、トレーサビリティを重視し精油作りを行っています。
精油を蒸留後、適切な条件のもと熟成をさせることで、爽やかさの中にもシャープさのある香りの良い精油になっています。