学名:Alpinia speciosa
科名:ショウガ科
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:ミドルノート
精油の主な成分:1.8シネオール、p-シメン、α-ピネン、サビネン、酢酸ラヴァンジュリル など
産地:沖縄県


月桃はショウガの仲間で、香りは甘さの中にスパイシーさを感じる香りです。
沖縄ではお馴染みの植物で、月桃の葉で包んだお餅などを古くから食べてきました。
最近では月桃茶が注目され、活性酸素を抑制し脳梗塞や動脈硬化に効果のあるポリフェノールを多く含むことでも知られています。

精油や芳香蒸留水(フローラルウォーター)は主にスキンケアの目的で使用されます。
免疫調整や抗炎症作用のある1.8シネオールを多く含み、防虫、抗菌、殺菌、消臭などにも効果がありますが、採油率が低く価格が高いためスキンケア製品に使用されることが多くなっています。ショウガ科の植物は体を温め、女性を美しく導いてくれると言われていますが、この月桃精油も同じ効果を持っています。
保湿に優れ、引き締め効果や抗酸化作用があるため、アンチエイジングを目的とする方に特におすすめの精油です。

一十八日の月桃精油は沖縄県の本島、今帰仁(なきじん)で無農薬栽培された島月桃を蒸留しています。香りを良くするため、温度管理の元、1年以上熟成させたものを使用しています。100kgの葉から約100gの精油しか採れないため貴重で高価な精油です。