学名:Chamaecyparis obtusa
科名:ヒノキ科
抽出部位:木部
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:ベースノート
精油の主な成分:δ-カジネン、Tムーロロール、α-カジノール、tau-カジノール、酢酸ネリルなど
産地:日本(福島県、和歌山県など)


日本人にはおなじみのさわやかな木の香りが気分を安定させリラックスさせてくれるひのきの精油。抗菌・消臭・防虫効果に優れています。森林浴のリラックス効果とリフレッシュ効果を併せ持つ、人気の高い香りです。

ひのきは日本と台湾のみに分布しヨーロッパなどでは「ジャパニーズ・サイプレス」と紹介されることもあります。

『ヒノキ風呂』は日本人の憧れであり、同時に懐かしさを感じさせます。ヒノキ風呂の香りはヒノキ精油がお湯により広がるためで、ヒノキ精油を垂らしたお風呂に入ることは、ヒノキ風呂に入っているのと同じ効果があると言われています。

建材としても古くから使われており、法隆寺や薬師寺の塔はヒノキを使い建てられています。耐久性や保存性が世界最高レベルであり、法隆寺でつかわれている1300年前のヒノキは伐採時とほぼ同じ強度を保っています。『1300年経ってもヒノキを削れば良い香りがするし、使うことも出来る』と寺院の修繕を行う職人の間では有名です。

※皮膚への刺激が強いので使用量に注意してください。妊娠中は使用を控えてください。